Jenny Heartsのウェアができるまで

3年前に既製品のポロシャツにデザイン加工することから始まったJenny Heartsのゴルフウェア。
代表者自身が大学からゴルフを嗜み息子と趣味を共有した過去の経験から、是非自分好みのデザインを作りたい、子供達にももっとオシャレなウェアをお手頃な価格で世の中に提供できたらとの思いで、長年勤めてきた銀行を退職してこの業界に足を踏み入れることになりました。

Instagramを通じて弊社のウェアを着たいとのお声を頂けるようになり、是非生地から全て作ろうとインターネットで東京や大阪のOEM会社に「少ない数ですがゴルフウェアを作っていただけませんか」と飛び込みでメールを手当たり次第送りましたが、なかなか個人を相手にしていただける業者が見つからなく大きな壁にぶつかりました。
しかしその中で、「是非お話を聞きましょう」と言って頂ける業者が大阪で現れ、「ジュニアへのサポート」というコンセプトなら是非一緒にチャレンジしましょうと共感いただき、お取引を始めることができたのです。

当時、ジュニアサイズの仕様書を持つ業者は少なく、親戚やInstagramで出会ったジュニアゴルファーに試着をして頂き、業者に修正依頼をお願いし、の繰り返しでなんとかサイズを固めていきましたが、それまでどれだけのサンプルをつくったか・・・
第一弾の完成品を作り上げるのに相当の時間とお金を費やしていまいしましたね。
でも、業者との試行錯誤を幾度も重ね、完全独自ブランドのウェアを作り上げた時は本当に嬉しかったです。
その後も、日本のみならず海外のジュニア選手達にも愛用されるようになり、彼女達を応援する多くの大人達にも着て頂けるようになりました。制作側からの立場では、選手を含む様々な世代・体型の方に着ていただくことで、サイズデータが蓄積され次回作への改良に繋げやすくなりました。
JLPGAツアープロ吉田弓美子選手との出会いも大きな転機になったと思っております。
また、今では一流ゴルフブランドを一通り取り扱う大手OEM会社にも製造に携わって頂き、定番のパンツやセーターを提供することが出来ています。

まだまだ発展途上の段階です。今年よりも来年、必ず成長していく企業でありたいと思い続けております。
是非とも皆様との末長いお付き合いを宜しくお願い致します。
ご愛用頂いているお客様、Jenny Heartsと共に発展しようと日々練習に励んでいる国内外の契約選手の皆様、そして制作に携わって頂いている業者の皆様には感謝の気持ちで一杯です。

国内縫製工場の様子

弊社が初めて取引頂いた大阪の業者。
国内工場で改良した長袖のモックネックを制作している様子です。
定番のモックネックシャツ、ZIPUP JACKETがこの工場で作られています。

改良を重ね完成した長袖モックネックシャツ

完成されたモックネックシャツ。

生地選びから始まり、襟の高さ、ロゴマークのプリント方法の選定、ロゴカラーの選定、袖リブの厚さ、ユニセックスでありながら女性らしさも出せる形等、細かい部分まで何度も何度も業者と打ち合わせし、サンプルを繰り返して出来上がったウェアです。

大人サイズ、ジュニアサイズの2パターンを制作しておりますが、特に成長盛りのジュニアサイズをどの身長に合わせるか苦労しましたね。

大手OEM会社での制作の様子

東京都の大手OEM会社では、
主に中国工場で、定番のパンツやセーター等を制作していただいております。

大手ならではのノウハウに弊社のこだわりを融合させて日々改良を重ねております。

Jenny Heartsブランド名の由来

Jennyは1760年代のヨーロッパ産業革命時に発明された機織り機「ジェニー紡績機」に由来します。
ジェニー紡績機の発明により、ひとりで一度に8本もしくはそれ以上のスプール(リール/糸巻棒)に糸をつむぐことできるようになり、繊維業界の発展に繋がったと言われています。
Jenny Heartsもものづくりに関わる一社として、ゴルフファッション業界の発展に少しでも貢献出来きる企業になりたいとの思いからJenny Heartsと名付けました。